赤ちゃんが泣くこと

昨夜はカンちゃんがグズグズで、おまけに蚊がいたらしく、

妻は一睡もできなかったそうです。

もう蚊がいるんかい!?

 

僕は疲れてヨータと9時に寝てしまった。

 

しかしまあ、なんで赤ん坊はあんなにギャンギャン、グズグズ泣くのかね?

「赤ちゃんって、そんなものよ。」っていうトラッドな意見はこの際置いておいて。

 

実際、赤ちゃんが静かだったら、相手にされずに死んでしまうかもしれない。

しかし、あんなに泣いていたら、血の気の多い殿方などに「この役立たずめが!」と

海に放り捨てられた赤ん坊も、歴史上相当な数に上ると思われます。

でも、今日でも赤ん坊はずっと泣き続ける存在なので、

泣いてイライラで捨てられる数より、

「あーよしよし」で可愛がられる方の総数が多いって事?

 

だいたい、自然界ではあんなに泣いていたら天敵に食われてしまいます。

サルの赤ん坊だって、産まれてすぐにお母さんのお腹に抱きつく能力があるわけです。

ところが、人間の赤ちゃんは自分では何もできない。

いや、泣くしかできない。

人間の赤ん坊はある意味、未熟児で産まれてきて、

集団の人間の手を借りて育てられるようにできているのです。

今のような核家族ではなく、オジイちゃん、オバアちゃん、近所のおっさん、おばさん、それこそ沢山いる兄弟などの「あーよしよし」に支えられて、

誰かに抱っこされて育つ。

それが本来の赤ん坊の育ち方なんだなあ。としみじみ思います。

でも、なんでそれが必要なんだろう?

そうしないといけない必要性が、赤ん坊側にも、こちら側にもあるはずです。

赤ん坊は人間社会を一つ所につなぎ止めるための重要な存在なのか??

はたして・・・

 

人間の進化(退化?)というものに、社会性が密接に関係していて、

その事が本能や、DNAにも影響を及ぼしているんじゃないかと思うと、

僕たちは一体どこから来たんだろう?と思わずにはいられません。