先日クロスにジェットストリームを入れるという
邪道な改造をした橋本ですが、
実は、クロスの製品は永久保証が付いています。
保証書などなくても、リペアサービスに送れば
無料で修理してくれます。
ですが、改造とか事故で破損したのは保証外なので、
僕の改造ペンはもう永久保証じゃないわけ・・・
さて、僕は改造したペン以外にも
クロスのクラシックセンチュリーを持っています。
今回、調子の悪いペンを2本修理に出してみました。
一本は繰り出しヘリコイドが抜けて壊れてしまっているもの。
一本はヘリコイドが異常に重いのと、以前壊れて、保証の事を知らずに
部品を瞬間接着剤でとめてしまったので、ここの修理をお願いしました。
すると、金曜夕方に簡易書留で出して、
火曜の朝届くという素晴らしい仕事ぶり。
包みを開けると・・・
きちんと修理されています。
と・こ・ろ・が・・・
2本とも内部メカニズム全交換の修理になっています。
実はクロスは現在、製造を中国で行っており、
内部ユニットはコストダウンのプラパーツを使用され、
ペンを繰り出すヌルっとしたヘリコイドの感触が
皆無になってしまいました。
以前の米国製の製品はヘリコイド部分は真鍮を使っており、
恐らくグリースも粘度の高いものが使用されていたと思われます。
交換後のペンは、軽い繰り出しですが、
何だか重さも軽くなって、品がなくなってしましました・・・
18KTの方は形見だったのでちょっと残念です。
しかし、中身のパーツを変えただけで、
これ程までに使用している時の印象が変わるとは、
考えてもみませんでした。
クロスの対応の良さは素晴らしいと思いますが、
あくまで「問題なく書ける」事に重きを置いた修理なので、
筆記具に書く事以上の感触や価値を置いている人は、
修理に出す時は注意しないといけませんね。
でも、ほら、こんな心強いお言葉が添えられていました。
クロス・オブ・ジャパン、ありがとう!!
コメントをお書きください