動き

橋本はイラストレーションを描くとき、

いつも「動き」を考えています。

当たり前ですが、イラストレーションは絵なので静止しています。

だからといって、最初から静止した絵を描いてしまうと、

本当につまらなくなってしまう。

でも、イラストレーターって、静止画を描く人が本当に多い。

だからイラストレーターが描く絵本ってつまらないのが多いんでしょうか。

一枚一枚の絵のクオリティーは高いのですが、

一枚で完結しているので、全体として見るとブツ切れなのです。

何も、ダイナミックな絵がいいと言っている訳ではなくて、

先を連想させる空気感や物語性の様な物が必要だと思うのです。

これは絵が上手とか下手とかはあんまり関係のない部分だと思います。

まあ、言葉で言うのは簡単なんですが、

そういう事を心掛けて、今日も仕事をしております。

ガンバレー。