ヨータが3歳の時、
二人で上野動物園に行った事がありました。
桜の時期で、花見客も多かったと記憶しています。
動物園を出ると、目の前に小さなコイン遊園地があります。
遊んでいいよ。と言って、ほんの少し目を離した瞬間に、
人混みに紛れてしまって、
あっという間に子供を見失ってしまいました。
すぐに見つかるだろうと高をくくっていましたが、
遊園地は混雑していて、どこを探しても見当たりません。
焦って探しているうちに5分、10分と経って、
次第に大声で名前を呼ぶようになり、
15分ぐらいしてくると、
焦りが極限まで達して、メリーゴーラウンドのように、
目の前がグルグル回転し始めました。
よく、映画で子供が誘拐された時などに
カメラがパンして、道行く人々を写して、
グルグル目が回る表現をしますね。
ほんと、あれが起こるんです。
で、
何が言いたかったかというと、
今日コストコで嫁がカンボを乗せたバギーを見失ったらしく、
帰って来るなり、
「ゆーやん、やっぱグルグル回ったよ。」と報告が入ったわけです。
結局、一緒に行った近所の子が無断でバギーを
押して行っちゃっただけらしいのですが、
子供を見失うと、世界がグルグル回るのは本当だというお話。
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