山用品店に行ってニッカズボンをチェックしたら、一切置いてありませんでした。ワンゲル時代はニッカボッカを買わされそうになって頑に拒否していた橋本ですが、おっさんになった今、ウールのニッカズボンを履きたいです。
登山は命に関わる行為なので、専用の用品を揃えるべきだという意見もあります。確かに言っている事は分かります。でも、僕は学生時代、着古したセーターと先輩のお下がりの雨具、雨を吸い込むキスリングで普通に北アルプス登ってたよ。雨の夜なんか確かに寒くて眠れなかったけど、だからといって高級品に身を包んでいたら寒くなかったか?といえば、たぶんそれでも寒かったろうと思います。登山は趣味でもあるので、自分が好きな格好で登ればいいと思う。奥多摩の山行ではオレはジーンズと革ジャンで登っていたよ。
久しぶりに入った山岳用品店には、山ガールブームで明るくて高性能なウェアが多かったけど、どれも物としての魅力を感じませんでした。
登山にロマンを求める男の時代は終わったのかもしれません。
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