ゴミ屋で買ってきたそろばんの魅力にメロメロになりつつある橋本です。
電卓やPCに取って代わられて、今や存在理由を失ったそろばんですが、橋本はそろばんの物としての魅力の高さに初めて気が付きました。
まず、そろばんは精緻な木工製品であるという事。そして古代メソポタミア以来の発明品であり、現在のそろばんは日本的な繊細さを伴って成熟、デザインされ固定されたという事。実際そろばんを使って計算してみると分かるのですが、心地よい玉弾きであるとか、音の良し悪し、持った時の木の感触など、(ただの計算ですら)使う人の感性に訴えかけてくる部分があります。これは電卓やPCにはない部分であり、実際主義的な現代においては、置いてけぼりにされてきてしまった道具として非常に重要な部分です。
良いウクレレと一緒で、質の良いそろばんはパチパチ玉を弾くと、ビンビンと枠全体が共鳴してもっと計算したくなる感じ。(もっと計算したいなんて人生で初めて!)なんだか楽器みたいだな。と思いました。
長くなりそうだから、一旦ここまで。
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