日本酒美味しかったよ。ということで、近所に地酒を扱っているちょっと有名な酒屋さんがあるので嫁と行ってきました。
お酒好きなお客さんがあれこれと物色している中、僕はもう、全く分かりません。幸い店長さんが「お好みの味があればお出ししますよ。」と言ってくれたので、「次回は完全お任せしよう。」と心に決めて下見下見。
僕らの事を初心者と分かったのか、色々と話しかけてくれて、「日本には本当にすばらしいお酒を作っている所が沢山あって、それぞれの物語があり、良い日本酒との出会いは人生を豊かにしてくれますよ。」とまで仰ってくれまして、ははあ、愛ですなあ。と感心しつつ、結局何も買わずに帰ってきました。
しかしすごいですね。お酒が好きなんだなあ。と。
僕は「酒好きか?」と問われても、なんだか上手く答えられそうにありません。
毎日晩酌しているし、飲みながら人と話しをするのも好きだし、お酒の蘊蓄も好きだけど、でもどこか酒を憎んでいる様な所もある。お酒で大事なものを失ってしまう人達もいるし、そうあって欲しくないと願ってはいるけど、自分ではどうにもできない人も見てきました。それがとてもとても哀しくて、どうしても「好き」と言えない自分がいます。
きっと僕は独りで飲んでいるぐらいがいいんでしょう。
そうすれば自分に向き合えるし、それが自分自身に豊かさをもたらすのかもしれませんから。
皆様、どうぞ飲みすぎには気をつけて下さいね。
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