30代最期の日

長かった30代とも今日でお別れです。明日からは未知の40代へ。

僕の30代。どうだったかなあ？

10年前の僕は京都に住んでいました。イラストの仕事はあまり芳しくなく、自分はこのままダメになるんじゃないか？と、いつも未来とお金の心配ばかりをしていたような気がします。

そんな中、妊娠中で妙に幸せそうな妻が「あなたはダメじゃないし、わたし全然心配なんかしていないわ。」と言ってくれるのだけが心の支えでした。

でも実際その通りで、今思うと全く心配する必要なんてなかったと思います。今だったらやっぱりあの時の僕はダメじゃなかったと思えるしね。

家族、家、仕事、親、お金、友人・・・そういった自分の身の回りの事が、気づくと巨大に膨れ上がって、しっかりと手のひらに残る物もあれば、指の間からするするとこぼれ落ちて、少しずつ手放さないといけない物が出始めた僕の30代でした。いつの間に？といった感じですが。

と、ちょっと感傷的になっちゃいましたが、40になっても僕の雨男ぶりは相変わらず健在らしく、明日の誕生日はダブル台風だってさ！参ったなあ。