受容

曰く、「年齢はただの数字」

よく耳にしますが、これどうでしょうかね? 僕は40になった途端、自分がおじさんであるということを決定的に受容しました。実際振り返ると、30代は「そんな噂が何処かにある」ぐらいにしか受け入れていなかったと思います。

年齢はただの数字という、どちらかというと加齢に対しての否定的スタンスではなくて、ただの数字が自分のポジションを決定づけてくれるという感覚は今まではありませんでした。過去を振り返って「まだイケる!」みたいな感じでしたから。

 

それが今は、もっとオッサン臭い事がやりたくなってきたんですよ。オッサンみたいな格好もしたいし、オッサンみたいな付き合いもしたい。頭も早く薄くならねえかなあ。

よくよく考えると、僕は中学の頃からずっとオッサン趣味だったので、アムンゼンの様にやっと自分の求める場所に到達したという事かもしれません。

 

昨日は仕事で70年代のモンブラン・マイスターシュテック149を使って線画を30点描きました。

インクはロイヤルブルー。

遂にこういう事をやっても似合うお年頃になったと。

ああ嬉しいなあ。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    yome (水曜日, 23 9月 2015 21:55)

    えー!頭、薄いのはいやだ~!

  • #2

    はしもと (水曜日, 23 9月 2015 23:50)

    yomeさん
    おめでとうハゲの嫁。