今まで嫌いで頑なに使うのを禁止していたのですが、最近よくグラデーションを使います。
空とか海とか山とかね。特に風景が多いのですが、夜空なんかはグラデーションをつかうと「向こう感」が出ていいんです。
でも、あんまり多用すると安っぽい表現になるので、分からない程度に。その塩梅が難しいのですが、夕焼け空とかはやっぱりいい感じです。頭上は夜空で、地平線に近づくに従って茜色に染まっている感じとかね。そういう場合、地平近くの雲は濃い紫色から墨色のグラデーションをしていて、高いところにある積乱雲は山吹色。宵の明星が鋭く輝き、ねぐらに帰る鷺の声が寂しく響く。
結局ね、どうということない、そういう絵が描きたいわけです。
コメントをお書きください