絵本の仕事が進行中で、ブログの更新が滞っています。
忙しい、というか、いつもより疲れるんです。
絵本の絵っていうのは、長いページの中のワンシーンなので、全体を俯瞰して考えないといけませんし、その絵単体での良し悪しもあります。
例えば海の絵本だったら、ページ毎に海の色は違います。テキストの内容によっても明度や彩度を変えて描いていきます。なおかつ全体の流れやお話の山場へ向かっての色味も考えないといけません。始まりの色と終わりの色は同じにすべきか?など、こういうの、一枚絵のイラストレーションではあまりない論理構造なんです。
でも、あまり構造的になると読み手が感じる隙がなくなって面白くないので、ある程度細部にテキトーな部分も残しつつ・・・
だからこそ楽しいんですが、やっぱり疲れます。
そして疲れるけどやっぱりこういうの向いているな、とも。ね。
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