最後のひとかけらを埋めるために、北海道まで行ってきました。
初めての北海道。
本格的な雪の到来を皆がひっそりと待っている半端な季節でしたが、空気は澄み切ってとても寒かったです。
車窓から朝の凍りついた町並みを眺めていると、ここでは「冷たい」という事は、実際に「死」を意味しているのだという事をしみじみと感じました。
でも、人々は皆暖かかった。
北海道の人達は、頑張っている。
頑張って、暖かくして、支えあって生きてきた。
飛行機を降りて、東京のぬるい空気に身を晒すと、そんな風に思いました。
ラストピースを、凍てつく前の北の大地に返す事ができて本当に良かった。
これで全てがやっと終わったのです。
コメントをお書きください