待ち人

昨日の晩御飯の後、暗がりの階段をウホウホ上がっていくと、廊下にぼんやりとした女の霊が立っていました。突然の恐怖に肌が粟立ち、「ついに来たか!」と思ったのですが、実際その女は嫁でした。電気ぐらい付けろ。

しかし「ついに来たか!」と思ったという事は、僕は幽霊を待っているという事ですね。