蓬莱の豚まんの香りと共に嫁が京都から帰ってきました。
仕事の翌日、京都の懐かしい場所を巡ってきたんだとか。
土産話を聞いていると、かつて自分が京都に住んでいた事なんて嘘みたいです。
京都市南区吉祥院。
全く京都らしくない、殺伐としてガラの悪い場所。
「はんなり」じゃなくて「こってり」な京都。
何であんな所に住んでいたんだろう?
でも、あの「こってり」な京都は今思うと楽しかった。
泣く子も黙る松ノ木団地。(東九条ですが)当時ヤクザの事務所が2件も入っていた団地で、殺人事件があった二日後に配達に行って怖かったなあ。
バイト先でヤカラにクレームつけられて、痛快エブリデイの苦情コーナーへの出演オファーがファックスで届いた時は心底驚いた。
毎日誰かの怒鳴り声を聞く場所。それでいて、いつも誰かが話しかけてくる様な人間味のある場所。バイトで店番をしていると、「あんちゃんおるか〜!」と、でかい声出していつものバカオヤジが訪ねて来る。金がないから何も買っていかないんだけど(笑)
とにかく、何もかもが南区チックで、天下一品ラーメン同様に濃すぎる毎日でした。
久々にあの「こってり」な京都へ行ってみたいなあ。
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