セルロイドの分解

何となく手持ち無沙汰なので、1940年代の傷だらけのシェファー万年筆と、コンパウンドを染み込ませたウエスをポケットに突っ込んで、ヒマがあると磨いています。

でもこのシェーファーの素材は何だろう?セルロイドにしてはちょっと柔らかいような気もします。樟脳の匂いもするようなしないような・・・

セルロイドは保管状態が悪いと痩せて分解が進んでしまうらしいので、少し劣化が始まっているのかもしれません。なにせもう80年近く経っているんだから。

 

もう一つ、エボナイトっていうのも独特の質感でして、30年代のペンシルを持っていますが、古くなってザラついて不思議な手触りになっています。これは磨かずにそのままにしてあります。