昔から本当に良くしてもらった諏訪のおじさんが亡くなりました。
優しくて包容力のある、僕にとっては良い思い出しかない人です。
子供の頃、毎夏行った諏訪湖の花火大会や、地元の組合温泉。諏訪は父の郷里でもあるのですが、僕にとっても馴染み深いホッとする場所で、ここ数年は夏休みに子供たちを連れて遊びに行っていました。それがいつまでも続くとは思っていなかったけど、父の兄弟が一人減り、二人減り・・・と歯抜けになっていくのを目の当たりにすると、「まってよ!僕だってまだ大人になりきれていないのに!」と泣きつきたい様な気持ちになります。
おじさんは子供の頃、悪かったと聞きます。
手がつけられなくて母親からは「アク」と呼ばれていたそうです。アクというのは、「悪」じゃなくて「灰汁」ね。鍋とかで出るカス。
それが笑い話になるぐらいに良い人で、もう一人の父が逝ってしまった様な気がして残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
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