お正月休みの間に、母と諏訪に行ってきました。
伯父の葬式なのにナンですが、母と二人で旅行なんていうのも初めてで、「あずさ」もいつの間にか全席指定のロボコップ的新型車両に変わっていて驚きました。
葬儀では、弔問客の誰もが「いつもニコニコと穏やかな人だった」と伯父を悼んでおり、各人にとって特別な人だったんだなあ。と感じ入ると共に、「伯父さんは僕だけの特別な人ではなかった」という身勝手なジェラシーがムクムクと湧き上がってきたのを密かに感じていました。
そんな事、頭では十分分かってはいるんですが、それだけ好きだったって事なのかもしれません。(Kが死んだ時もそうだった)
折角なので式の後に母と片倉館で一風呂浴び、疲れたと言う母を駅に残して、僕だけ一人黄昏時の寒い諏訪湖畔を散歩してきました。
対岸の灯が輝いて、水鳥がたむろする水辺が凍っていました。
寒かった。寂しかった。
そんな諏訪行きでありました。
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