よく行くお店の斜向かいに、障害者の就業福祉施設の様なお店があります。
リサイクルショップなのですが、施設の性質上どこかバザーの様な雰囲気のお店で、その値付けも50円とか100円ばかりで一向商売っ気がない。
昨日通りかかるとおデコが見えたので「?」と思って奥の大型のフレームを引っ張り出して見てみると、地蔵菩薩像のモノクローム写真。半切サイズぐらいあって結構立派なものです。
元の札も残っていて、「木造地蔵菩薩像 久安3年 米田太三郎撮影」とある。
米田太三郎・・・聞いた事ある様な無いような・・・1000円だったので買って帰りました。
調べてみると、この仏像は平安期作でいまは根津美術館収蔵らしいです。
米田太三郎は1912年生まれで国立博物館の写真室長だったらしい。仏像を多く撮影したらしいので、その関係の本で目にした事があったのか?
解像度高く、きっと相当昔の大判フィルムを焼き直したものでしょう。まさか乾版?
価値はあるのか無いのか分かりません。
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