床に寝っ転がっていたら、頭の上の本棚の隅から古いアルバムを発見しました。
大学2年の時にやった写真の課題作品群。
確かW先生の基礎デザインの授業です。
自分でテーマを決めた世界のミニチュアなどを作り、写真に撮って、それを引き伸ばしてインレタ(!)でタイトルを入れる。といった様な課題だったと思います。
W先生は粘土でミニュチュアを作るのが趣味?だったので、こんな課題を出したのでしょう。
学校からはフィルム2本支給。
確か2週間ぐらいの課題だったと思います。あんま時間もないし、ここはイメージ寄りで切り抜けようと思って、SF的な世界観を出す事にしました。
空き缶を繋げて穴を開け、星空と誘導灯?の様な光を作り出し、真っ暗にした自分の部屋で父のコンタックスとカールツァイスで撮影しました。
撮影も楽しかったし結構気に入っていたんですが、先生にはあまり評価されなかったと記憶しています。
でも、今見ると地味だけど中々いいよ。
この頃から僕は「効率」という事を念頭に制作し始めました。
時間がないなら表現を変える。出来の良し悪しは掛けた時間じゃない。そんな感じで、それは今も同じだと思っています。
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