明日ワクチン打って死ぬかもしれないからモロッコ料理食べに行こうよ〜。と嫁がせっついて来るので、懐かしの江古田まで行ってまいりました。
江古田はすっかり綺麗になってしまって、僕たちが学生時代を過ごした頃の昭和なお店は数えるほどしか残っていません。道行く学生は皆そつなくて小綺麗にしているんだけど、何だかコピぺ人間みたい。
失われた30年・・・僕は94年入学なので、不況の始まりに学生時代を過ごしたのですが、まだバブルの余韻は残っていて、世間はキラキラしたもので溢れていると誤解して突き進もうとしていました。
実際は不景気であるというのに気がついたのはデザイン会社に就職してから。(「バイテンの撮影はなくなって、今はシノゴになったんだよ」と先輩に言われてからです)結構のほほんとしていたんだなあ。
ま、そんな懐かしい江古田の一角にある嫁御用達のモロッコ料理屋でパエリアとタジン鍋に舌鼓を打ち、甘いモロッコティーを啜っていると、今は江古田でモロッコか・・・と妙な感慨にふけりました。
当時は台湾屋台村の1000円コースで遅くまで騒いだもんだ。(まだある!)
江古田も日芸も見た目は小綺麗になったけど、何だかつまらなそうに沈んでいる様でした。
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