細雪

読んだ事なかったシリーズですが、谷崎潤一郎の「細雪」

これね、雪子の下痢で終わるんすよ。

嫁に行くのに汽車の中でも下痢止まんねえ、で。

 

彼女の結婚式が1941年の4月に帝国ホテルで執り行われるので、同年12月に勃発する太平洋戦争による日本という国家や文化(ないし雪子の生命?)の滅亡をも予感している様な事だとは思いますが、それにしても「細雪」という美しい語感から連想したのとはちと異なった雰囲気でした。

令和に読んでもあんま伝わらないかも。