楊弓場

明治の小説を読んでいると、たまに楊弓場(ようきゅうば)という単語が出て来る。

これは今でいう射的の様な場所なのだが、どうも文脈からして健全なる遊戯場といった雰囲気で使われていない。

それもそのはずで、そこでは矢を回収する女を置いて、気に入った客に裏で売春をさせる場所だったのだそうだ。

 

今でいうダーツができるガールズバーみたいなもんだろうか。