黒ベレー

今日は黒いベレー帽をかぶっている。

帽子が好きなのだ。

数えた事はないが、かなりの数がある。

全くかぶらないものも置いてある。山高帽が良い例で、ほとんどかぶらないくせに幾つも壁に掛かっている。

でもあれは見るだけで良い。そういう帽子の在り方もあるという事だ。

 

さてベレー帽だが、昨今かぶっているのは女子ばかり。

元々ベレー帽というのはスペインのバスク地方の帽子で、その製造の容易さから各国軍隊が採用した歴史もあり、益荒男な雰囲気を持っている。だから今日の僕のように濃紺のフィッシャーマンズセーターに黒ベレーをかぶっていると、ステレオタイプなテロリストのいで立ちになる。

これが特攻野郎な感じでなかなか恰好良いと思っているのだが、こんな格好をしても外出する事といえば、朝のゴミ出しぐらいなので甚だつまらない。