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副鼻腔は分からない

風邪が急性副鼻腔炎に移行しているようだ。

 

以前は風邪をひくと必ず副鼻腔炎になるのでだいぶ悩まされた。これは細菌感染なので抗生物質がないと治りにくい。

 

それが嫌なので色々と試して葛根湯が効いていた時期もあった。

どういう訳か10年ほどでそれも効きにくくなって、今はイソジンのうがいで撃退できるシーズンに入っている。

しかしこれが面倒で、のどが痛いな。と思ってから3時間おきにイソジンうがいを3日程続けないと効果が出ない。

今回は面倒でサボってしまったのだ。

 

ところで、我々には副鼻腔という空洞が鼻の周りに幾つも空いている。

風邪をひいたりして炎症がこの空洞に広がると、蛍光黄色な鼻水が出たり、頭痛がし始めてしまう。これの慢性的なのが蓄膿症というやつだ。

 

なんでこんな妙な空洞があるのか以前調べてみた事があるのだが、その時は「鼻水を作るため」「衝撃を和らげる構造にするため」「ゴミなどを取り除き綺麗な空気を肺に送るため」等、確かにもっともらしい理由がいくつか上げられつつも、結局の所「まだよく分からない」という結論を書いている記事がいくつか見つけられた。

 

ところがグーグル先生がAIを搭載してからは、もっともらしい理由しか上がってこなくなってしまった。

 

僕は「まだよく分からない」という答えが好きだったのに。

 

こうやって曖昧な答えは淘汰されていき、皆がもっともらしい一般論を語る世界がやって来つつあるのだろうか。

つまらない。

鼻だけに?